GDPと税収 2016 4 23

 私は、2003年に、
「BANKRUPTCY 1995 by Harry E. Figgie, Jr.」
(1995年合衆国破産 H・フィギー・Jr.)という本を紹介しました。
 しかし、現在においても、
アメリカ合衆国は、破産していません。
 それは、なぜか。
アメリカは、GDPを拡大させる政策を実施してきたからです。
実際に、アメリカのGDPは、急拡大しました。
 税収というものは、難しく考える必要はありません。
単純に「GDP x 税率 = 税収」と考えてよいでしょう。
 たとえば、年収500万円の人が5,000万円も借りてマイホームを買うと、
おそらく、破産するでしょう。
 しかしながら、年収が800万円、1,000万円、1,500万円と増えていくと、
5,000万円の負債も、過大な借金とは言えないでしょう。
 アメリカのGDPも、同じように、急速に拡大してきました。
グラフにすれば、急上昇です。
 翻って、日本のGDPは、どうなっているのか。
この20年間、同じようなものです。
 そして、政府は、緊縮財政や増税という具合に、
GDPを縮小させるような政策を実施してきました。
 私は、何度も「政府は、税収に関心がないのか」と思いました。
「もしかして、政府は、税収に関心がなく、税率に関心があるのではないか」と思いました。










































































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